しんちゃ 2021

都内のお茶屋さんへテコテコ。

足を運んだお店はほぼほぼ、今年の新茶が揃い始めておりました。


毎年欠かさず新茶をお分けいただく(購入している)、京都は宇治茶専門店の一保堂茶舗さんへ。

画像は、東京丸の内店でございます。


入り口カウンターでは、宇治で育ったチャの木がお出迎え。スタッフさん曰く、「毛茸もちゃんと見えるんですよ~」とのこと。


「毛茸(もうじ)」とは、若いチャの芽に生えている産毛のようなものです。お茶を淹れたときに、お茶碗のなかの表面を見てみると、「お目見えするもの」です。これは葉が成長するにつれて抜けてなくなります。新芽の部分を使った上質なお茶の証拠でもあります。


毛茸の話はさておき、一保堂さんの新茶を持ち帰りで、淹れてもらいました。この日は暑くて冷たいお茶が飲みたくなったのですが、あたたかい方が新茶の良さ(特に香り)が際立つと言うことでホットで注文。


新茶の入った紙コップを受け取ったときから、良い香り。しっかりとしたうま味、苦渋味…お茶本来の味わいがぎっしりこの一杯につまっていました。新茶らしい荒々しさも感じられ、また飲んだ後の爽快感がたまらん。

一杯満足!みたいな幸せを飲み干しました(個人的な感想です)。


それにしても、to go用の紙コップがかわいくて写真撮りためてしまった。いやはや…


夏仕様の白い暖簾が、涼やかで清潔感があり、背筋がピシッとします。

また伺います。


…ということで、長々と文を連ねてしまいましたが、今度の喫茶室(5/20~24)ではいろんな茶産地の新茶がメニュー揃います!お楽しみに!!


MAIKO FUJITA